SEINAN TODAY

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2024.02.13

付箋を使って読んでみよう!

みなさんは本を読むとき、どんなところに付箋を貼りますか? 心が動いたところ。疑問が生まれたところ。大切にしたい言葉。いろいろありますよね。

付箋を使うことで、本を読みながら生まれた感情や思考を可視化することができます。また、再読する際の目印にしたり、読書記録をつける手がかりにしたり、友達と本の話をする足場にしたりすることもできます。本を主体的に読むために有効な道具ですね。

こうした付箋の意義を体感してもらうために、2年生と「付箋を使って読んでみよう!」に取り組みました。まずは付箋を貼りながら一人で読み、その後付箋を貼った箇所について友達と交流します。

友達と伝え合う時間がくるのを待ちきれず、「先生きいて!」と付箋を貼った箇所について司書に熱く語り出す子もちらほら・・・。付箋を会話の足場にできるので、友達との話が盛り上がっているように思いました。ご家庭でも付箋を使って、ぜひ本の話を楽しんでみてください。

なお、公共図書館の本には付箋を貼らないようお願いいたします。本の破れや傷みの原因になるためです。(福岡市立図書館に問い合わせていただいたお返事です。子どもたちにも伝えています。)

学校図書館においては、むしろ使用を奨励したいと思います。付箋の使用は学習に役立ちますし、重要な読書技術の一つであるためです。ただ「付箋はやさしくはがすこと」「返却する際は付箋をはがすこと」を子どもたちにお願いしています。また、付箋をご購入いただく際は、強粘着のものを避けていただけますと幸いです。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

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